2階展示室「シアターと造幣局の歴史 」
映像シアター
映像と連動して、模型や照明の演出があります。
造幣局の創業当時の様子がわかる「造幣局誕生・その歴史と役割:約13分」と、現在の造幣局の仕事がわかる「造幣ナウ・現在の造幣事業:約5分」の2本立てです。
毎時間00分と30分(9時30分から16時までの間)に、シアター上映しています。
複式簿記帳簿
近代的な方法が採り入れられたのは工業技術だけではありませんでした。
日本で初めての複式簿記を採用し、自家製のインクによる記帳を行い、風俗面でも断髪、廃刀、洋服を着用するなど近代化の先駆者として欧米文化の吸収に努めました。
硫酸製造所の模型
創業当時、造幣局ではたくさんの硫酸が必要だったので、これを自給するために硫酸製造所を開設しました。当時は、図面により設備を造る技術が発達していなかったので、このような模型を造り、これをもとにして建物が建設されました。
この模型は、経済産業省の平成20年度近代化産業遺産に登録されました。