本文へ移動
法人番号 6120005008509

ホームページへ

English

さくら

さくら
さくらちゃん

「さくら」は古代(こだい)には、「稲(いね)の神様(かみさま)を表(あらわ)す木(き)とされていました。桜(さくら)の花(はな)のつき方(かた)や、散(ち)る時期(じき)で、その年(とし)の豊作(ほうさく)を占(うらな)いました。

また「木花之佐久夜毘売(このはなさくやびめ)」という美(うつく)しい神様(かみさま)の「佐久夜(さくや)」が転(てん)じて「佐久良(さくら)」になったとも言(い)われています。

どちらにしても、「さくら」は、日本人(にほんじん)の生活(せいかつ)にとって、とても大事(だいじ)で美(うつく)しいものなのですね。

ちなみに「さくら」は、バラ目(もく)バラ科(か)サクラ属(ぞく)サクラ亜種(あしゅ)に属(ぞく)する落葉樹(らくようじゅ)です。

造幣局(ぞうへいきょく)の「桜(さくら)の通(とお)り抜(ぬ)け」の歴史(れきし)

桜の宮より造幣局を望む

通(とお)り抜(ぬ)けの始(はじ)まり

明治(めいじ)16年(ねん)〔1883年(ねん)〕、時(とき)の遠藤局長(えんどうきょくちょう)の「局員(きょくいん)だけの花見(はなみ)ではもったいない。市民(しみん)とともに楽(たの)しもうではないか」との提案(ていあん)により、造幣局構内(ぞうへいきょくこうない)にある桜並木(さくらなみき)の一般開放(いっぱんかいほう)が始(はじ)まりました。

明治初期の花見(造幣局前の屋形船)

明治(めいじ)の通(とお)り抜(ぬ)け

江戸時代(えどじだい)、「伊勢(いせ)は津(つ)で持(も)つ、津(つ)は伊勢(いせ)で持(も)つ」で有名(ゆうめい)な藤堂藩蔵屋敷(とうどうはんくらやしき)で里桜(さとざくら)を育成(いくせい)しており、造幣局(ぞうへいきょく)は敷地(しきち)とともに桜(さくら)を受(う)け継(つ)いだと言(い)われています。

通(とお)り抜(ぬ)けの順路(じゅんろ)は、当初(とうしょ)、現在(げんざい)の南門(みなみもん)から源八橋(げんぱちばし)までの約(やく)1キロありましたが、明治(めいじ)31年(ねん)〔1898年(ねん)〕に、現在(げんざい)の北門(きたもん)までの約(やく)560メートルに短縮(たんしゅく)されました。

大正の通り抜け

大正(たいしょう)の通(とお)り抜(ぬ)け

大正時代(たいしょうじだい)に入(はい)ると花見客(はなみきゃく)も増(ふ)え、大正(たいしょう)6年(ねん)〔1917年(ねん)〕には約(やく)70万人(まんにん)を集(あつ)め、戦前最高(せんぜんさいこう)を記録(きろく)しました。

この時代(じだい)は、大阪(おおさか)の重工業(じゅうこうぎょう)の発展期(はってんき)であり、煤煙(ばいえん)により桜(さくら)が枯死(こし)する事態(じたい)が起(お)こっています。

外部(がいぶ)のコンサルタントの手(て)を借(か)りるなど、桜(さくら)の維持管理(いじかんり)には並々(なみなみ)ならぬ努力(どりょく)が必要(ひつよう)でした。

昭和の通り抜け

昭和(しょうわ)の通(とお)り抜(ぬ)け

第(だい)2次世界大戦中(じせかいたいせんちゅう)の昭和(しょうわ)17年(ねん)〔1942年(ねん)〕、通(とお)り抜(ぬ)けは、開催期間(かいさいきかん)の途中(とちゅう)で中止(ちゅうし)されました。

昭和(しょうわ)22年(ねん)〔1947年(ねん)〕、通(とお)り抜(ぬ)けが再開(さいかい)され、さらに昭和(しょうわ)26年(ねん)〔1951年(ねん)〕には、夜間開放(やかんかいほう)が始(はじ)まり、夜桜(よざくら)を楽(たの)しむことができるようになりました。

昭和(しょうわ)30年代中頃(ねんだいなかごろ)には、工業(こうぎょう)の復興(ふっこう)とともに再(ふたた)び大気汚染問題(たいきおせんもんだい)が持(も)ちあがりました。

現在(げんざい)、品種(ひんしゅ)の主流(しゅりゅう)を占(し)める関山(かんざん)の本数(ほんすう)が、この頃(ころ)から急増(きゅうぞう)しました。

長(なが)らく門外不出(もんがいふしゅつ)であった造幣局(ぞうへいきょく)の桜(さくら)も昭和(しょうわ)40年(ねん)〔1965年(ねん)〕には、北海道松前町(ほっかいどうまつまえちょう)に移植(いしょく)され、また同町(どうちょう)からの寄贈(きぞう)を受(う)けました。

昭和(しょうわ)58年(ねん)〔1983年(ねん)〕には、太平洋(たいへいよう)を越(こ)えてアメリカ合衆国(がっしゅうこく)に渡(わた)った通(とお)り抜(ぬ)けの桜(さくら)もあります。

同(おな)じ年(とし)に通(とお)り抜(ぬ)けは100周年(しゅうねん)を迎(むか)え、記念行事(きねんぎょうじ)が行(おこな)われました。

現在(げんざい)の通り抜け

現在(げんざい)の通(とお)り抜(ぬ)け

現在(げんざい)は約(やく)340本(ぽん)、約(やく)140品種(ひんしゅ)、全国各地(ぜんこくかくち)からの桜(さくら)が咲(さ)いています。

イギリスから里帰(さとがえ)りした桜(さくら)もあります。

通(とお)り抜(ぬ)けの桜(さくら)は、主(おも)に京都(きょうと)を中心(ちゅうしん)に関西(かんさい)、東京(とうきょう)を中心(ちゅうしん)に関東(かんとう)、また北海道松前(ほっかいどうまつまえ)からとなっており、浪花(なにわ)の春(はる)に咲(さ)き誇(ほこ)っています。



ページのトップへ戻る
上に戻る