プルーフ貨幣について
貨幣は物の交換のために使うものですが、なかには集めて楽しむための貨幣もあります。
造幣局では、昭和62年から集めるための貨幣として、
特別な加工を施した 「プルーフ貨幣」を造り始めました。
「プルーフ貨幣」は見て楽しむ、集めるためのコインとして、ピカピカに磨いたものです。みなさんが使っている貨幣と模様は同じで、もちろん、普通のお金と同じように使うこともできます。
「プルーフ貨幣」は、表面をていねいに磨きあげた極印〔ハンコのやくめをする金型〕を使うほか、模様を深くはっきりさせるために圧印は2回打ちするなど、特別ていねいに造られています。日本の「プルーフ貨幣」は、表面が鏡のように光り、模様を艶消しにして浮き出させたものとなっています。
外国の「プルーフ貨幣」では、表面全てを鏡のように光らせているものもあるんですよ。