造幣博物館特別展「古銭研究の愉しみ ~江戸時代の銭貨図鑑から『大日本貨幣史』まで~」の開催について(2023年10月27日)
造幣博物館は、昭和44年に開館し、大判、小判などの古銭をはじめ、国内外の貨幣、勲章、金属工芸品など約4,000点を展示しており、また、収蔵品を広く国民の皆様に紹介するため定期的に特別展を開催しております。
今回は、江戸時代における古銭収集と研究の歩みを紹介する特別展「古銭研究の愉しみ ~江戸時代の銭貨図鑑から『大日本貨幣史』まで~」を開催いたします。
この特別展が、趣味としての貨幣収集の動機や楽しまれ方を知っていただき、実物の貨幣の魅力に触れていただく機会となることを期待しています。皆様のご来館をお待ちしております。
「展示品リストはこちらよりご覧いただけます。For the exhibits list, please click here. [PDF]」
開催期間
令和5年11月18日(土曜日)から令和6年2月18日(日曜日)まで
(休館日:令和5年12月20日(水曜日)、12月29日(金曜日)~令和6年1月3日(水曜日)、1月17日(水曜日))
※ただし、メンテナンス等のため臨時休館する場合があります。臨時休館する場合は造幣局ホームページでお知らせいたしますので、ご確認のうえ、ご来館ください。
開催場所及び開館時間
造幣博物館(入館無料)
大阪市北区天満1-1-79
9:00~16:45(入館は16:00まで)
主催
独立行政法人造幣局
展示概要
皆さんは、“レアコイン”と聞くと、どんな貨幣(硬貨)を思い浮かべますか? 現在使われている貨幣の中で発行枚数が少ない年号のもの? それとも国家的な記念行事や世界的なスポーツの祭典などにちなんで発行された記念貨幣?
“レアコイン”に興味があるのは、私たち現代人だけではありません。日本で“レアコイン”に関心がもたれるようになったのは江戸時代のこと。その主な対象は、中国や朝鮮半島、日本などで古い時代に使われていた銭貨(古銭)でした。
江戸時代の人々は、古銭収集や研究をどのように楽しんだのでしょうか。今回の特別展では、日本における古銭収集や研究の歩みをご紹介します。
(主な展示物(予定))
・『和漢古今宝銭図鑑』(1696年)
・『和漢古今泉貨鑑』(1789年)
・『大日本貨幣史』(1876年)
・江戸時代の古銭
特別展開催期間中のイベント
特別展開催期間中(11月)の土曜日・日曜日・祝日に以下のイベントを実施いたします。
- 1.学芸員による館内ガイドツアー(11月18日及び11月25日)
- 【開始時間】①11:00 ②14:30
- 【所要時間】約30分
- 【内 容】学芸員が館内の展示解説を行います。
- 2.缶バッジ製作(11月18日、19日)
- 【実施時間】9:30~15:30(随時受付)
- 【所要時間】約5分
- 【内 容】明治時代の貨幣などをデザインした缶バッジを作ります。缶バッジはお持ち帰りいただけます。
- 3.クイズラリー(11月18日、19日、23日、25日、26日)
- 【実施時間】9:00~15:30(随時受付)
- 【内 容】館内の展示品に関するクイズを出題します。参加され、アンケートにお答えいただいた方には、カプセルトイマシーンを回していただけます。
その他
博物館の開館に併せてミントショップも営業しております。博物館にご来館の際には、ぜひお立ち寄りください(ミントショップの営業時間は16:30までですのでご注意ください)。