貨幣の金型(極印)の製造工程
1. デザイン作成
貨幣のデザインのもととなる図案データを、パソコン等を用いて作成します。
2.種印製造・修正
マシニングセンタで鋼材を切削して、「極印(こくいん)」を製造するための金型である「種印(たねいん)」を製造します。
その後、機械加工の痕跡等を手作業により彫り直し、模様を鮮明に仕上げています。
3.鋼材への模様の転写(極印製造)
完成した「種印」を鋼材に押し付けることで、「種印」の模様を鋼材へ転写させます。
4. 表面研磨
模様がついた鋼材の表面を美しく研磨することで、貨幣の金型である「極印」が完成します。