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貴金属製品の品位区分と証明記号

品位証明は、白金製品については4区分、金製品については6区分、銀製品については5区分、白金及び金を接合した製品については5区分により行っています。

ホールマークのデザインは、日本の造幣局の証明であることを示す日本の国旗、日の丸” (日の丸図)の画像“と千分率で900、750といった品位(純度)を表すひし形の中の数字(例90%の場合” (品位900マーク図)の画像“)と、 純白金または白金合金を示す” (白金マーク図)の画像“からなります。

例えば、金に” (品位750マーク図)の画像“とあれば金の品位が75%であることを意味し、銀に” (品位925マーク図)の画像“とあれば、銀の品位が92.5%であることを意味します。

白金の場合、見た目が銀と似ていますが、” (プラチナ900マーク図)の画像“とあれば、その製品は品位が90%の白金であるとわかります

貴金属製品の品位区分と証明記号の画像
▲画像をクリックすると、新しいウィンドウで大きな画像が表示されます。

(注)平成24年4月以降に受付した製品から貴金属合金の品位を定める国際標準規格(ISO9202)及び日本産業規格(JIS H6309)に準じた新しい品位表示となりました。
これは、国際的に使われている最低含有率の考え方を基に、純金属の表示を「999」と表示することとしたものです。
品位「999」の表示は、改正以前に受付した「1000」表示と、証明している品位は同じです。
 同様に、金製品の品位「917」を「916」、品位「417」を「416」と表示するようになりました。
また、「835」「625」「500」の品位区分は平成24年4月以降に廃止されましたが、これらのホールマークが入った製品は、平成24年4月以降も品位が証明されたものとして扱っていただけます。

ホールマークの豆知識

貴金属の色と貴金属の品位(純度)

貴金属製品の市場では、スターリングシルバー、ホワイトゴールド、ピンクゴールドと呼ばれるものがあります。

スターリングシルバーと呼ばれるものは、銀の品位(純度)が1000分の925、その他の金属(主に銅)が1000分の75含まれています。ホールマークの表示は、日本の国旗とともに品位を示すひし形に925を組み合わせた記号となります。
ホワイトゴールドと呼ばれるものは、金を主体とする地金の色が白色系の金合金です。例えば、” (品位750マーク図)の画像“の刻印があれば、金の品位(純度)が1000分の750、その他の金属(白色系のニッケルや銀、パラジウムなど)が1000分の250含まれているということです。なお、ホワイトゴールドを日本語に直訳すると「白金」となりますが、本来の白金はプラチナのことでありホワイトゴールドとはまったく異なるものです。
ピンクゴールドと呼ばれるものは、金を主体とした地金の色がピンク系の金合金です。例えば” (品位750マーク図)の画像“の刻印があれば、金の品位(純度)が1000分の750、その他の金属(赤色系の銅など)が1000分の250含まれているということです。
金の品位(純度)が同じであれば、ホワイトゴールドもピンクゴールドも同じホールマーク表示となります。

カラット表示

金の品位(純度)として、K18、18Kや、18金などといった表現が使われることがあります。
これは、金の品位表示法として伝統的に使われているもので、純金を24として計算され、カラット(K)を単位としています。
造幣局ではカラット表示の刻印は行っておりませんが、造幣局の品位証明区分とカラット表示との対応は表のようになります。

造幣局で行っている金製品の品位証明区分 カラット表示
999 K24
916 K22
750 K18
585 K14
416 K10
375 K9

 (品位750マーク図)の画像“の刻印がある金製品はK18と同等であると言えますが、K18とだけ刻印のある金製品は、造幣局で品位を証明したものではありません。

造幣局の記号は” (品位750マーク図)の画像“(日本の国旗と、ひし形に金の品位を千分率で表す数字を組み合わせた記号)となります。

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