造幣さいたま博物館 明治150年記念特別展 〜明治期の造幣局〜
≪シリーズⅣ期:旅する外国人 ウィリアム・ガウランド≫の開催について(2018年12月11日)
造幣局さいたま支局では、平成30年11月29日(木曜日)から12月28日(金曜日)まで、造幣さいたま博物館において「造幣さいたま博物館 明治150年記念特別展 ~ 明治期の造幣局 ~」シリーズⅣ期「旅する外国人 ウィリアム・ガウランド」を開催しております。
平成30(2018)年は明治元(1868)年から起算して満150年に当たります。「明治150年」関連施策を推進する政府の取組の一つとして、造幣さいたま博物館では平成30年5月から年間4期に分けて、「明治期の造幣局」をシリーズ・テーマとして記念特別展を開催しております。
今回、シリーズⅣ期として「旅する外国人 ウィリアム・ガウランド」をテーマに、造幣局で働いていたお雇い外国人であるガウランドに関する展示を行っています。
ガウランドが勤務していた造幣局の銅貨幣鋳造場の絵図や、明治14(1881)年に二十日間の国内旅行に出たことを記した史料に加えて、明治19(1886)年の岡山調査旅行で盗難被害に遭った時の報告書も展示しています。
これらの史料から外国人の国内旅行が珍しかった明治時代に、日本各地を旅して回ったガウランドの姿を知っていただけたら幸いです。
特別展の概要は以下のとおりです。
開催期間
平成30年11月29日(木曜日)から12月28日(金曜日)まで(入館無料)
ただし、12月19日(水曜日)は休館します。
開催時間
午前9時から午後4時30分(入館は午後4時まで)
会 場
造幣さいたま博物館
さいたま市大宮区北袋町1-190-22
主な展示内容
〇 造幣局での仕事に関する展示
・銅銭機械場西石かけ并ニ西南角南側裏共之図
(ガウランドが勤務していた銅貨幣鋳造場が描かれた絵図)
〇 日本考古学の父に関する展示
・明治期造幣局資料 明治十三年十二月~十四年六月諸書類(送)
(明治14(1881)年6月にガウランドが同僚のマクラガンと共に旅行免状の申請を行ったことが
分かる史料)
その他
※詳細については、下記にお電話くださいますようお願い申し上げます。
造幣局さいたま支局総務課広報室 Tel:048-645-5898