今回の特別展では、1912年にアメリカで出版された小説『あしながおじさん』も取り上げています。

『あしながおじさん』は、孤児院で育った主人公の少女ジェルーシャ・アボットが、ある紳士から援助を受けて大学に進学するおはなしです。

主人公は、大学生活の様子を手紙に書いて紳士に送るのですが、その中には買った本や服、食べた物の内容や金額を伝える描写がたくさん出てきます。
特別展では、主人公が買った物や食べた物がいくらだったのか、どんなお金で支払ったのかを紹介しています。

これら『あしながおじさん』に登場するお金は、すべてアメリカの造幣局で製造されたものです。

自由の女神が描かれていることが多く、今回の特別展では帽子をかぶった女神や歩行する女神など、様々な女神像がデザインされたお金も展示しています。 こちらにもご注目ください。

そして今回も、特別展を紹介する動画を作成しました。
造幣局公式YouTubeチャンネルにアップされていますので、こちらもご覧くださいね。

YouTube動画：造幣局公式YouTubeチャンネル

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