2025年の大阪・関西万博に向け、造幣博物館では、これまで日本で開かれた国際博覧会（万博）にちなんで発行された記念貨幣やメダルを一堂に集めて展示しています。

日本初の国際博覧会は、昭和45年（1970）に大阪千里丘陵で開催された日本万国博覧会（大阪万博、Expo’70）です。
この開催を記念し、造幣局では「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」と「記念メダル（白金、金、銀、銅）」を製造しました。なかでも「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」は当初の製造枚数を超え、追加製造がおこなわれるほどの人気を博しました。

今回の展示では、この「日本万国博覧会記念100円白銅貨幣」の実物だけでなく、石膏原版や極印（貨幣に模様をつけるためのハンコのようなもの）も一緒に展示しています。

また、これ以外にも、日本で開催された国際博覧会、明治時代の内国勧業博覧会にちなんだ貨幣やメダルを展示しています。展示を通して、万博にまつわる思い出を振り返ってみるのはいかがでしょうか？皆様のお越しをお待ちしております。

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