「オーストラリアの収集用貨幣」を展示しました（2023年6月27日）
造幣博物館では、3階の第3室で世界のさまざまな貨幣をご紹介しています。
今回はオーストラリアの王立オーストラリア造幣局とパース造幣局で製造された収集用貨幣をあらたに展示しました。
王立オーストラリア造幣局は1965年に開局し、オーストラリアの流通貨幣のほか、スポーツ大会などのメダルも製造しています。収集用貨幣では、ハート型や三角形型、ドーム型など変わった形の貨幣もあります。
一方、パース造幣局は元々イギリス王立造幣局の支局として1899年に開局しました。現在は西オーストラリア州政府が所有しており、地金型貨幣（取引価格がほぼ地金価格とされている貴金属貨幣）や収集用貨幣を製造しています。展示には、オパールを嵌め込んだ貨幣や、鉱物や宝石の粒を入れ込んだ貨幣などを出しました。
いずれの造幣局も、カンガルーやタスマニアデビルなどオーストラリアの野生動物を題材とした貨幣が多く、お子様にもおすすめです。夏休みの機会に、ぜひご来館ください。