賞を受賞した貨幣
過去に国際的な賞を受賞した日本の貨幣をご紹介します。
MDCコイン・コンペティション
2010年受賞トロフィー
世界造幣局長会議(Mint Directors Conference)に付随するイベントとして、メンバー造幣局が製造した貨幣のコンペティションが行われます。このコンペには、「記念貨幣(金貨幣)」、「記念貨幣(銀貨幣)」、「流通貨幣(卑金属貨幣)」、「その他貨幣」の4つのカテゴリーがあります。(2014年の第28回ウィーン総会以前は「記念貨幣(金貨幣)」「記念貨幣(その他)」「流通貨幣」の3カテゴリーでした。)
各メンバー造幣局が1つの各カテゴリーにつき1種類の貨幣を応募し、各カテゴリーから「最も美しい貨幣(Most Beautiful Coin)」と「最も技術的に優れた貨幣(Most Technically Advanced Coin)」がメンバー造幣局による投票で選ばれます。
記念貨幣(金貨以外)最も美しい貨幣賞(2012年)
地方自治法施行60周年記念千円銀貨幣(岩手県)
詳細は、こちらをご覧ください。
記念貨幣(金貨)最も美しい貨幣賞(2010年)
天皇陛下御在位20年記念10,000円金貨幣
詳細は、こちらをご覧ください。
記念貨幣(その他)最も美しい貨幣賞(2002年)
2002FIFAワールドカップ™1,000円銀貨幣
記念貨幣(金貨)最も技術的に優れた貨幣賞(1994年)
皇太子殿下御成婚記念50,000円金貨幣 (1993年発行)
コイン・オブ・ザ・イヤー
受賞のトロフィー
1984年に、世界の貨幣に関するカタログを発行している「Krause Publications社」の主催で始められました。2019年以降は、Active Interest Media社の一部門である、World Coin Newsが主催しています。
応募された貨幣の中から10部門(「最も歴史的に重要な貨幣」、「ベスト現代の出来事に係る貨幣」、「ベスト・ゴールド・コイン」、「ベスト・シルバー・コイン」、「ベスト・クラウン・コイン」、「ベスト流通貨幣」、「ベスト・バイメタル貨幣」、「最も芸術的な貨幣」、「最も革新的な貨幣」、「最も感銘的な貨幣」)の受賞貨幣を選び、その中からコイン・オブ・ザ・イヤーが決められます。(なお、1986年に、天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣が受賞したベスト・トレード・コイン賞部門は後に廃止されています。)
ベスト現代の出来事に係る貨幣(2017年)
東日本大震災復興事業記念貨幣(第三次発行分)一万円金貨幣(2015年)
ベスト・シルバー・コイン(2008年)
国際連合加盟50周年記念1,000円銀貨幣(2006年発行)
最も革新的なコンセプトの貨幣(2002年)
500円ニッケル黄銅貨幣(2000年発行)
ベスト・ゴールド・コイン(1993年)
天皇陛下御即位記念100,000円金貨幣(1991年発行)
ベスト・トレード・コイン(1988年)
天皇陛下御在位60年記念500円白銅貨幣(1986年発行)
ベスト・ゴールド・コイン(1988年)
天皇陛下御在位60年記念100,000円金貨幣(1986年発行)